ロシア
▼ 内政 ▼
結構単純です。ただし、ちょっと癖があります。農民が3体セットで食料270で生産時間が短いのです。 他の文明より農民生産では上でしょう。農民生産が早い分、内政拡大が早いです。ただし、まとめて資源を使うので貯めとかないとダメですね。 結構、MAPに左右されます。特に、動物が少ない場合はきついです。
内政のコツは、
@常に食料を確保する(まとまった食料が必要になります)
A内政UPカードをいれる(収入は多いほうがいいですし)
B農民を連続生産する(連続でできたら他の文明より1.5倍の数になります)
基本的に食料の安定が欠かせません。農民連続生産はなかなかきついです。また、軍事と関連しても食料を多く使います。 早めに畑を建てて安定にしたいところ。2個目の町を建てれば、もっと早く拡大します。 慣れるまでが大変ですが、慣れると結構楽になってきます。ロシアは食料が決め手になりやすい文明なので、効率のいい食料を取りましょう。
▼ 軍事 ▼
基本は安い・弱いです。ユニットがロシア独特です。どこの文明よりもユニット自体は弱くなってます。安く、歩兵はまとめて生産するのが特徴。 ユニット作成に食料を多く使い、金の消費が少ないです。
主な主力ユニット、
ストレレッツ
ロシア軍事を象徴する歩兵。かなり弱いです。しかし、安いです。10体まとめて生産します。食料375&木100と覚えときましょう。金を使いません。 能力はAoE3ユニットで最悪で、農民にも負けます。劣化しすぎた散兵みたいな感じ。対マスケ・槍兵にはいいです。 このユニットが素晴しい点は、死んでもそこまで影響ないのです。普通に30体以上は軽く出せますし。対歩兵としては、コスト勝ちができます。 ただし、弱点は騎兵と大砲。使い道は、ひたすら生産して特攻でしょう。相手に飽きられるまでだせばOK! 「ストレ」と略します。「安物」や「ゴミ」とかいわれてますけどね。
コサック
ロシアの隠れた騎兵です。ハサーの劣化版ですね。ただし、なんといっても安い!そして人口1。 ストレの後ろから20体以上突っ込ませると一気に崩壊させることも可能です。使わない金で作っときましょう。地味に性能がいいユニット。
オプリーチニック
対農民・対建物という性能を持った騎兵です。建物相手には大砲並みの性能があります。農民にもボーナスがついて強力です。 ただし、軍事ユニット相手には強くないです。荒らし専用ユニットです。10体以上いると砦も壊せます。 後ろからこっそり送って、荒らしと建物破壊(工場や農園など)をするといいです。通称、大砲馬。「オプリー」と略します。
パッチ1.05から大砲にもボーナスがつきました。
トーチカ
ユニットじゃないけど塔と合体した兵舎です。お得ですね。特に兵舎がそのままカードの到着場所になるのも便利。前線作成が簡単に行えます。 Tで建てられるのでRするときにも便利。弱点は、建設時間がかかる・HPがそんなに高くない(塔と同じです)・歩兵がまとめてしか生産できない。
編成はストレ主力でコサック遊撃・オプリーが荒らし。それに大砲つける感じかな。マスケ&矛槍兵も他の文明より劣化&安くなってます。
数で押し込むのがロシアのスタイル
です。ロシアが数で負けてたら話しになりません。同数なら質で負けます。 ストレのせいで人口上限は簡単にいくので、できるだけ限界まで作成しましょう。減ったらすぐに生産。 ちなみに、ストレで限界を感じたら、マスケや弓騎兵をだすのもいいです。ただし、弱いですが・・・。 ガルバリン砲は作っておくこと。
▼ カード ▼
大していいカードがありません。農民カードがないのが痛いですね。
注目カード、
[チーム]戦闘訓練所
(3-2-2)
歩兵の生産速度があがります。チームカードなので、味方にもありがたいカードです。これと剣術訓練所とWの神殿で常備軍を研究すると歩兵が0秒生産可能になります。
大貴族
(2-5-5)
ストレ・コサック・オプリーのHP・攻撃力をUPさせるカードです。この3種類はロシアの核となるので一気にあがってうれしいカードです。 他の文明は2枚以上使うところを1枚で済ませられるお得なカードです。
[チーム]毛皮商店
(4-7-1)
Tで農民カードが切れないので、チーム戦のみよく使われるカードです。動物狩り・イチゴ採集の効率が上がります。
トーチカ砲
(3-6-2)
トーチカでファルコネット砲と臼砲を生産可能になるカード。トーチカの有能性があがります。大量の歩兵だけでなく、大砲まででてくるとは恐ろしいですね。
この他に、
コサック5
(荒らし・防衛用)、
ファルコネット砲2
(Vで攻撃)などなど。 箱・兵・効率UPカードは揃ってます。 ただし、農民カードない・工場が2個ない・傭兵にいいのがいないの欠点もあります。傭兵は、
高地連隊兵・清軍弓騎兵
あたりですかね。 ロシアの基本が数押し使い捨てなので傭兵の利用法とは違う気がしますけどね。デッキは兵カードや効率UPカードが中心になるかな。 海もまぁまぁそろってます。ロシアで海行く魅力は少ないですけど。
▼ H2H&チーム戦 ▼
H2H
妥当な強さ。Rもでき、R対策もできます。トーチカを使って陣地取りが強いです。2〜3個建てて木・金を確保するのもいいでしょう。 大量の軍隊は強さを持ちます。数は力なり。味方がいないH2Hでは数で押し込めることもあります。内政拡大も早いですし。 できれば、U〜Vあたりで勝負をつけたいところ。即Vはあまり魅力ないですね。 ロシアはMAPによって強さが変わりやすいので注意。原住民はうまく使いこなせるなら。
チーム戦
中堅ですかね。内政拡大が早い分、進化が遅れます。大量の兵も2国相手なら数で互角でも、質で負ける結果となります。 前線が楽に作れるため、場所を多く取れます。あとは、味方の文明次第。歩兵相手ならロシアのが上ですから、大砲・騎兵を味方に頼みましょう。 基本は数出して、味方の壁となり押してくのがいいでしょう。ただし、長期戦になるときついかもしれませんね。 オプリーはどんどん相手内政(逆サイドも)送りましょう。内政を崩せれば、ロシアの勝ちですし。 なにげに
[チーム]毛皮商店
はうれしいです。
▼ 進化 ▼
農民カードがないのも結構ひびきますね。11・14・17・20人進化があります。ここでは一般的の17人進化を紹介
17人進化
@初期農民5人、初期箱いっぱいでスタート。食料をまず取りましょう。
初期食料100増えました。
A農民作成。作成速度が速く、3人作成です。動物で食料を取り、1人家を建てましょう。
B3×4+5人で17人の頃にはうまく食料800溜まってます。
Cはじめのカードは
食料300
か
[チーム]毛皮商店
あたりが妥当。
D進化ボーナスは木500が楽。進化中は木に5〜10人ぐらい振り分けましょう。
E前線に農民2〜4人を派遣しましょう(トーチカ建設は時間がかかるため)。
F木250溜まったらトーチカをいい場所に建てましょう(金・動物食料がある場所。農民をそこで内政されるため)。
Gあとは食料に常に人数を多くして農民作成。家を建てるのも忘れないように。
他の進化も農民数を変えるだけ。とにかく食料が多くかかるので食料重視。農民の生産速度が速いためどんどん食います。そしてストレだすともっと・・・。 ストレを出していきたい時は家のために木が多くかかります。人口10なので家1件建てないと。進化したいときに金を掘ればいいです。 なれたら農民予約の数が減るので楽になりますね。農民・ストレ作りすぎてV入りできないことがよくあります。
パッチ1.05からは食料が増えたので楽になりました。14人でもいけなくはないです。たまに初期食料800ある場合もあります。
▼ 時代 ▼
Tの時代
初期農民が少ないのと農民カードがないのが痛手だが、進化は普通です。Tでトーチカを立てれるのもいいですね。
Uの時代
Rがすることができます。簡単に相手より軍量を上回れます。内政妨害するために、コサックやストレを相手陣地に送ってもいいです。 ただし、槍兵がいないため、ストレでは建物を壊す能力が低いです。できるだけ農民の邪魔をして内政させないようにしましょう。 即Vするのはあまり得策ではないですね。防御も強いですし。即Vするためには農民作成をとめないといけないところが痛い・・・。
Vの時代
ロシアの全盛はここでしょう。この時代は数が勝負になってくるのでロシアには好都合です。大量のストレ・コサックで後ろから大砲を出して どんどんいきましょう。トーチカを多く立てるとすぐに出せます。農民数ではほかの文明よりも上かもしくは同等ぐらいになるので数はだせます。 効率のいい食料を使うので出しやすいです。早く農民数を100ぐらいにしましょう。
Wの時代
ここらへんからロシア歩兵の強さが減ります。やっぱし雑魚兵は雑魚のままです。なんせUPしても元の性能が悪いためそんなに強くなりません。 数で圧倒するのが決めてですが、相手も内政を整えられるときつくなってきます。特にユニーク騎兵や重カノン砲などをそろえられるととたんに ストレが大量に死んでいきます。ここで登場するのがコサック・オプリーです。コサックは人口1で数が出せるのでそろえて突撃! オプリーは裏から内政地に回って内政破壊をしていきましょう。押し込まれそうなら歩兵0秒生産にし、ストレをだしまくるとなんとかなります。
Xの時代
歩兵を出してもすぐに死んでいきます。でもださないときついのが痛いところ。マスケ・矛槍兵を使ってもいいでしょう。 この時代のロシアはクリックゲーになります。資源がある限りボタンを押していきましょう。
▼ 戦略 ▼
<S・T・R大作戦!>
名前のとおり、ストレレッツを大量にだすことです。歩兵0秒生産が可能なら強力に。馬だろうが大砲だろうが砦あろうがが突っ込みます。 相手に内政力がなく、数が出てない場合はこれで終わることもあります。ストレは死んで本望なのでどんどん作って突撃させましょう。 点数はかなり下がるので気にする人は注意。畑50人・木20人でやると簡単にできます。もちろん両方UPはしときましょう。 カードで効率を高めてもいいでしょう。チーム戦だと味方の壁となり味方の強い軍が生き残りやすくなります。 つねに人口200になるように生産しましょう。泣けるほど弱いストレですが、きっといつか勝てると信じて使いましょう。
<裏トーチカ>
農民1体ぐらいを相手の内政地のそばに派遣し、トーチカを立てれそうな場所を探します。ちなみに資源をすこし貯めときましょう。 トーチカが建ったら歩兵0秒生産と組み合わせて一気に生産しましょう。相手はわけのわからないとこから歩兵50体以上出てくるのですから、 本軍じゃないときついので引くはずです。死んでもいいので内政地を暴れまくりましょう。矛槍兵をいれると効果的。 トーチカは万能なので相手も壊しにくいです。ちなみに逆サイドに応援に行くときは歩兵送るより、農民を送ってトーチカ立てるほうが早いです。
あまり思いつかなかったので適当に作ってみました。一応実証済みです。 両方歩兵0秒生産が基準となってます。なくても平気です。両方とも後半の困ったときに使う戦略です。中盤までなら単純に数押ししていけばいいです。 後半からは結構きつめなので奇策をつかわないときついかも。オプリーチニックを使うのもいいでしょう。
▼ 総合感想 ▼
ロシア
のイメージは多い!安い!弱い!です。たくさん出せるから強いと錯覚するのですがいざ戦うとどんどん数が減っていきます。 非常に戦況判断が難しくなります。引き際が難しいです。人口200じゃたりません・・・。
ロシアの魅力
は、
・戦いは数で押しつぶすものだ!(もっとも物量戦を得意とします)
・農民殺しの荒らしが好きだ!(オプリーは荒らし専用。建物まで壊しちゃいます)
・歩兵の生産なんて待ってられるか!(0秒生産ができます)
・弱い者が強い者に勝つこと見たい!(ロシアはロマンです。いつか勝てることを信じて・・・)
大体こんな感じ。けしてロシアは弱い文明ではありません。弱いのは歩兵ユニットです。弱い兵も集まれば強いです。 結構、相手にする文明によって破壊力が違います。弱い歩兵が嫌ならば、3種類の騎兵と大砲を使っていくのもいいでしょう。 騎兵はやや癖はありますが強いです。やっぱし数がでるのがいいです。最近人気が落ちてきたロシアですが、まだまだわかりませんよ。 フランス・スペインの騎兵さえ来なければ結構強いと思います。内政力が問われるのでやや初心者向きではない気がします。 初めて使ったらストレの弱さに泣けるでしょう。ゲーム終了で最多軍事数と最多死亡数は1位になるでしょう。 ロシア使いはオプリーの使い方がうまいです。前線を大量のストレで埋めといて膠着させていつのまにか農民・工場が壊れてるってのがよくありますね。 そんな面白いロシアを使ってみてはいかがでしょう。
パッチ1.05ではやや強化されましたね。楽になったけどあまり変わらないのがロシア。ガルバリン砲強化がうれしいですね。
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